
Major 2nd Full Album
HOW UNIQUE!【CD】
2026.2.4 Release / PANAM
CRCP-20620 / 定価¥3,300 (税抜価格¥3,000)
1.SYMPATHY
2.悪役
3.息切れの恋
4.ハーフムーンが見えたらさよならを (スキマスイッチ 常田真太郎プロデュース)
5.Tokyo Weekend Magic (林哲司 作曲)
6.whiteout
7.Velvet Motel (大滝詠一カバー)
8.リ·メイク (佐橋佳幸プロデュース)
9.ユニーク
10.BIOGRAPHY
★内本順一氏によるライナーノーツ付き
◼︎ 音楽ライター・内本順一さん推薦文
全10曲のどれもがアルバム『HOW UNIQUE!』の重要なピースだけど、ここではそのうちの1曲「ハーフムーンが見えたらさよならを」について書きたい。作詞は倉品くんとえんちゃん。作曲は倉品くん。編曲はスキマスイッチの常田真太郎さんとGOOD BYE APRIL(以下、GBA)。プロデュースは常田さん。アルバムには例えば「ユニーク」のように倉品くんが一筆書きでメロディを書いて、それを変にこねくり回すことなく作られた曲もあるけれど、「ハーフムーンが見えたらさよならを」はというと、GBAと常田さんとでトライ&エラーを繰り返し、相当の時間をかけてひとつひとつ積み重ねながら完成させた曲とのこと。聴けばそれがよくわかるし、何しろ圧倒的と言っていいくらいの完成度の高さに唸らされる。曲はそっと指先に触れるくらいの常田さんの柔らかなピアノの音で始まって、ストリングスがそこにかぶさる。倉品くんの歌が入るまでのその13秒のイントロでもう、ひとつの景色がフワッと立ちあがる。この美しき13秒だけでうっとりしてしまうほどだ。
1stアルバム『ニューフォークロア』に「start over」という曲が収録されている。僕がGBAの曲のなかで、とりわけ好きな1曲だ。大袈裟じゃなく、聴く度に僕は若かった倉品くんが見ていたその光景を頭に浮かべて泣いてしまう。GBAのライブでこの曲が歌われたことはほとんどないが、倉品くんのソロのライブで歌われることは少なくない。なぜなら倉品くんの極めて個人的な曲だからだ。「ハーフムーンが見えたらさよならを」を聴いて、僕は「start over」を思い出した。似ているわけじゃない。なのにどうしてその曲を思い出したのか。それを探ろうとはしなかったのだが、先日「Uta-Net」というサイトに公開された倉品くんの“歌詞エッセイ”(その1回目)を読んで、わかった。小学3年生のときの母親との死別。そのときの感情と、何年か経ってからの後悔と誓い。そうしたことがそこに書かれている。その曲の「君」が亡き母親のことだとは書かれていないが、“そのこと”がなかったらこの曲は生まれていなかっただろうし、「僕のメロディが時折“さよなら”を携えているのは、あの日があるからなのかもしれない」という一文はハッとさせられると同時にとても腑に落ちた。因みに、これも彼は特に明かしたりはしていないが(なのに僕がここで書くことに少し気が引けもするが)、「start over」の「君」は亡き母親のことで、つまり喪失とそこからどう生きていくかというテーマにおいて、その2曲は繋がっている。
「ハーフムーンが見えたらさよならを」の「僕」は初め、ずっと前のことを昨日みたいに思い出している。まだ痛みを感じている。けれども悔いているだけでは進めないとわかっているし、時間は巻き戻らないのだから、「僕」は「その意味を 探していこう 死ぬまでずっと」と誓うのだ。切ない、けれども、過去の痛みを忘れずにここからまた歩いていくのだという強い思いがそこにある。「それは、決してネガティブなことではない。僕のひとつのアイデンティティだ」と、倉品くんは歌詞エッセイのなかで明言している。そういう曲だから「ハーフムーンが見えたらさよならを」を聴いて僕(たち)は切なさと同時に胸の熱くなる感覚を得るのだろう。そしてそれをソロ曲ではなく、もしかしたらGBAの代表的な1曲にもなりうるだろうクオリティで完成させたことが素晴らしいと僕は思うのだ。
(内本順一)
𝘜𝘕𝘐𝘘𝘜𝘌≒
𝘑𝘜𝘚𝘛 𝘛𝘏𝘌 𝘞𝘈𝘠 𝘠𝘖𝘜 𝘈𝘙𝘌
𝘑𝘜𝘚𝘛 𝘛𝘏𝘌 𝘞𝘈𝘠 𝘞𝘌 𝘈𝘙𝘌
自分たちなりにポップミュージックと向き合い、ひとつひとつピースを見つけていく長い旅の中で幸運にも素晴らしい出会いに恵まれ、未だ見ぬ自分たちに出会い続けています。
そうやってワクワクしながら、またひとつ心から好きな「HOW UNIQUE!」という作品をつくることができました。
結成15年を迎えた自分たちの歩みも振り返るとなかなかユニークだし、何より「ユニークである」ことは、これからの時代の大切なキーワードだと思います。
ユニークでいるには少しの勇気が必要です。
そんなときに、ポケットの中に忍ばせたお守りのような音楽でありたいです。
倉品翔(GOOD BYE APRIL)
Comment
常田真太郎(スキマスイッチ)さんより
何が弾けるかで集まって、
何が好きかで盛り上がって、
何が出来るかで迷って、
何かが作れるのかって悩んで、
何かの弾みで出来た粒たちが、
いつか自分たちだけの武器になる。
むしろ、それを信じて持ちながら、
歩み進んでいけることの幸せさ。
そんなことをGOOD BYE APRILと一緒に
曲を作ることで感じていました。
とにかく、あの期間楽しかったなぁ。
(M4.「ハーフムーンが見えたらさよならを」に寄せられたコメント)
Credit
Produced by
林哲司, GOOD BYE APRIL
常田真太郎 from スキマスイッチ (M4)
佐橋佳幸 (M8)
Recorded & Mixed by
米田聖 , 須山克己(Yellow Studio), 平野栄二(Studio Happiness)(M7) , 飯尾芳史(M8)
Mastered by
間部敬克 (CRS)
Art Direction by
井上絢名(RIBBON)
Jacket Illustration by
ぱいせん
Guest Musicians
Trombone:湯浅佳代子(M2)
Trumpet:織田祐亮 from TRI4TH (M2)
Alto Sax:藤田淳之介 from TRI4TH (M3)
Piano:常田真太郎 from スキマスイッチ(M4)
美央ストリングス(M4)
1st Violin : 美央, 伊能修
2nd Violin : 黒木薫, 入江茜
Viola : 三木章子
Cello : 増本麻理
Percussions : 松本智也(M4)
Piano, Rhodes:矢舟テツロー (M7)
A.Guitar:佐橋佳幸 (M8)
Piano, Rhodes, Synthesizer : 斎藤有太(M8)
◆リリース記念イベント開催予定
▶︎ 2月6日(金)イベント 詳細
▶︎ その他リリースイベント詳細


◆ 法人別特典デザイン(無くなり次第終了)

・タワーレコード オリジナル・B2ポスター
・ディスクユニオン オリジナル・ステッカー (メンバー延本デザイン)
・Amazon特典 直筆サイン入りメガジャケット(190mm x 190mm) 特典終了
・未来屋書店 佐久平店特典 AL収録曲「SYMPATHY」メンバー倉品弾き語り音源CD-R
・PET SOUNDS RECORD特典 直筆サイン入りポストカード
◆インタビュー :
・GOOD BYE APRIL「今だからこそ“共感”というテーマ」メンバー4人それぞれ成長を遂げ絆も深めた2025年、林哲司プロデュースの新作『SYMPATHY』を語る (Billboard JAPAN)
・ノスタルジーと新しさが溶け合った、GOOD BYE APRILのサマーチューン「リ・メイク」のこと、そして結成15年目も変わらない開拓精神を語る(SPICE)
・これまで大切に紡いできた様々なご縁について、そして佐橋佳幸さんとの初タッグで生まれた『リ・メイク』の制作について、4人で語ったロングインタビュー。(Billboard JAPAN)
・GOOD BYE APRILの個性光る楽曲を詰め込んだ、多幸感溢れるニューアルバム『HOW UNIQUE!』とは (SPICE)
・GOOD BYE APRIL「心が躍る瞬間を大事に聴いてもらえたら嬉しい」名盤と呼ばれること必至の最新アルバム『HOW UNIQUE!』について語る (Billboard JAPAN)
◆歌詞エッセイ (歌ネット)
・「OUR BIOGRAPHY」(BIOGRAPHY)
・「ユニークを肯定したい」(ユニーク)
・「母に謝りたかった」(ハーフムーンが見えたらさよならを)
